こんにちは
みやび鍼灸接骨院の片山です
今回なんですが、ゴルフの2日後に急に腰が痛くなり、まっすぐ立つことも、寝返りをすることも難しくなった40代の方の施術例をご紹介します
秋はゴルフに行きやすい時期ですね⛳
この方もゴルフが趣味で、ハイシーズンに入り、プレーする頻度がかなり増えていました
ただ、その分の疲れがたまっていて、身体のメンテナンスが追いついていなかったという背景がありました
来院された時は、腰を伸ばそうとすると痛みが出てしまい、無意識に身体を斜めにして立っている状態でした
実際に確認すると、腰だけでなく、股関節まわりから太もも、ふくらはぎ、足の裏まで、かなり張りが強かったですね

腰以外にも、強い張りがありました
今回は来院時の様子と、どのように施術を進めたか、そしてゴルフを続けるためにお伝えしたケアについて書いていこうと思います
ゴルフの2日後、朝から急に腰が痛くなりました
痛みが出たのは、当院へ来院された日の朝でした
ゴルフをしている最中に痛めたというお話ではなく、ゴルフから2日たった朝に急に痛くなったとのことです
来院時につらかったのは、次のような動きでした
- 腰をまっすぐ伸ばすと痛い
- 寝返りができない
- 寝た姿勢から、お尻を持ち上げる動きができない
- 座っていても痛い
- 立つと、無意識に身体が斜めになってしまう
動く時だけでなく、座っている姿勢もつらい状態でした
「ゴルフの後、少し腰が張っている」という程度ではなく、普段の動きにもかなり影響が出ている状態でしたね
確認すると、腰以外にも張りが強くありました
腰が痛いと、どうしても腰に目が向きます
ただ、この方の場合は、実際に身体を確認すると、腰以外にも張りの強いところがかなりありました
- 股関節・お尻まわり:腸腰筋、臀筋
- 背中・腰まわり:起立筋
- 太もも:ハムストリング、大腿四頭筋、内転筋
- 膝より下:下腿三頭筋(ふくらはぎ)、前脛骨筋(すねの前側)、足底
ゴルフをする機会が増えていたことに加えて、腰だけでなく脚や足にも疲れが残っているような状態でした
もちろん、筋肉の張りやゴルフの疲れだけで、急な腰痛の原因をすべて説明できるわけではありません
ただ、今回確認できた身体の状態を考えると、腰だけへの施術で終わらず、股関節や脚、上半身の動きも一緒に見ていく必要があると考えました
腰を伸ばして立ちやすくなることを目指して施術しました
まずは腸腰筋と臀筋に、手技によるリリースを行っていきました
腰の下のあたりにある痛みの強い部分には、超音波とハイボルテージ、微弱電流を使用しました
最後にはテーピングを行い、腰を支えるように固定しています
それと合わせて、先ほど挙げた張りの強い筋肉にも手技を行い、股関節や胸椎、胸の筋肉の動きも整えていきました
胸椎というのは、背中の胸の高さにある背骨の部分です
今回の施術では、腰の痛む部分だけに対応するのではなく、身体をまっすぐにしやすく、楽に立ちやすい状態を目指したという感じです
痛い腰だけでなく、身体全体の動きも確認しながら進めました
施術後には、まっすぐ立てるようになりました
施術後、この方はまっすぐ立てるようになりました
来院時は腰を伸ばすと痛く、身体が斜めになっていたので、まず立つ姿勢に変化がみられました
そして翌日には、ほぼ良くなり、ゴルフにも行けたとのことでした
ただ、ここは誤解してほしくないところです
この方の経過が、すべての方に当てはまるわけではありません
今回は早い段階で変化がみられましたが、痛みが続く方もいますし、症状が強くなる場合もあります
翌日にゴルフへ行けたというのも、この方の場合のお話です。「ぎっくり腰でも、施術を受ければ翌日にゴルフができる」という意味ではありませんので、そこは分けて読んでいただければと思います
ゴルフのケアは、腰以外にもお伝えしました
その後、ご本人にはゴルフ前後のセルフケアについてもお伝えしています
今回かなり張りが強かったので、腰だけを気にするのではなく、股関節や上半身、脚や足のケアも一緒にしてもらうようにしました
股関節と上半身の動きを確認する
まず、股関節まわりのストレッチです
それに加えて、胸椎や胸の筋肉の動きも良くし、身体を回旋しやすくするためのケアをお伝えしました
回旋というのは、身体を左右へひねる動きのことですね
ただストレッチの回数を増やすというよりも、ご本人の身体の状態に合わせて、股関節と上半身の両方を動かしやすくしていくという考え方です
たくさん歩いた後は、ふくらはぎや足もケアする
この方には、歩いた後の脚や足のケアもお伝えしました
- ふくらはぎのストレッチ
- ふくらはぎのセルフマッサージ
- 足の裏や足の甲のセルフマッサージ
腰がつらいと、ふくらはぎや足のケアは後回しになりやすいと思います
ですが、今回の方は足の裏まで張りが強かったので、その部分も含めてお伝えしました
運動後の過ごし方も一緒に見直す
ストレッチやマッサージだけでなく、入浴、水分補給、身体を冷やさない工夫、運動後の栄養補給についてもお話ししました
ゴルフに行く頻度が増えた分、終わった後の身体のケアも後回しにしないように、ということですね
ゴルフをする時間と、身体をケアする時間をセットで考える
痛みが強い時に、無理にストレッチをしたり強く揉んだりするための案内ではありません。実際の状態に合わせて行う内容を確認してください
現在は、ゴルフの前後にメンテナンスを続けています
その後は、ゴルフの前後にメンテナンスで来院されるようになりました
現在まで、同じようなぎっくり腰の再発はありません
これも、メンテナンスを受ければ絶対に再発しないという意味ではなく、この方の現在までの経過です
今回のように、ゴルフの頻度が増えている時は、身体のケアが普段どおりで足りているかを一度考えてみてもよいと思います
楽しみが増えるのは良いことですが、身体の疲れをためたままになっていないか、というところですね
急な腰痛で、気をつけてほしいこと
腰が急に痛くなった時に、すべてをゴルフの疲れや筋肉の張りだと決めつけないようにしてください
休んでも痛みが軽くならない、だんだん悪化する、発熱がある、脚がしびれたり力が入りにくい、尿漏れなど排尿の変化がある場合は、速やかに整形外科へ相談してください
詳しくは、日本整形外科学会の「腰痛」の解説も参考になります
よくあるご質問
Q. ゴルフの後に腰が痛くなったら、腰だけをケアすればよいですか?
痛む腰以外にも、張りや動きにくさがある場合があります。今回の方も、股関節まわりから脚、足の裏まで張りが強く、上半身の動きも一緒に確認しました。すべての方が同じ状態ではありませんので、実際に身体を見て考えていきます
Q. 施術を受けた翌日にゴルフへ行ってもよいですか?
この施術例だけを基準に、プレーの再開時期を決めないでください。痛みや動きの状態、経過は一人ひとり違います。翌日にゴルフへ行けたというのは、今回の方の経過を紹介したものです
Q. 痛みが落ち着いた後は、どんなケアをしましたか?
この方には、股関節と上半身の動きを確認するケア、歩いた後のふくらはぎや足のケアをお伝えしました。現在はゴルフ前後のメンテナンスも続けています。ケアの内容は身体の状態に合わせてご案内します
最後に
今回は、ゴルフの2日後に急な腰痛が出た方の施術例でした
腰を伸ばせず、寝返りもできない状態でしたが、確認してみると、腰以外にもかなり疲れがたまっているような身体の状態でしたね
痛みが出てからケアを考えることも多いと思いますが、ゴルフの回数が増える時期には、身体をケアする時間も一緒に取っていただければと思います
腰の痛みについては、当院の腰痛ページにもまとめていますので、気になる方はあわせて読んでみてください
今回も読んでくださりありがとうございました
また次回もよろしくお願いします
このブログ記事は、国家資格・柔道整復師の片山達朗が作成しました
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