テニス肘(上腕骨外側上顆炎)について/愛知県一宮市伝法寺 みやび鍼灸接骨院・整体院
2024年07月3日
こんにちは☀
みやび鍼灸接骨院・整体院、副代表の片山です👓
今日は、「テニス肘」について書いていこうと思います🦴
もし、テニスをされている方や、テニスをしているお子さんをお持ちの方は、一度は聞いたことがあるかもしれません
簡単に言うと、「肘の外側の痛み」のことをいいます
簡単にご説明していきますので、お時間があれば、読んでみてくださいね
1、テニス肘とは?
「肘外側の筋肉の炎症、正しくは上腕骨外側上顆炎」
肘の外側についている筋肉、「長橈側手根伸筋」「短橈側手根伸筋」「総指伸筋」が固くなってしまい、肘の外側の筋肉がついている部分で炎症・障害が起こると考えられています。
主には、「短橈側手根伸筋」という筋肉が関係していると言われています
2、テニス肘・外側上顆炎は、どんなときに起こるの?
「手をよく使うお仕事や、趣味がある方に多く起こります」
もともとは、テニスをする方に多く発症する症状なので、「テニス肘」と言われていますが、テニスを全く行わない一般の方でもよく起こる症状です🎾
過去に診させて頂いた方たちで多かったのでは、
「PC仕事が多い=マウス操作、キーボード入力」
「ガーデニングが好き」
「裁縫を良くする」
「荷物をよく持つ」
といった具合に、手や指をよく使う方が多かったですね😱
3、どんな検査をすると確定できるの?
「中指伸展テスト」
「チェアーテスト」
「トムゼンテスト」
これが当院で行わせてもらっている、「徒手検査」です
レントゲンを撮ったりしても骨に異常があるわけではないので、なにもわかりません。
「短橈側手根伸筋」という「肘〜指」につながっている筋肉を狙って抵抗してもらうことで、痛みがでれば「陽性」となります
原因をしっかりと見極めて施術を行うことが非常に重要と考えているので、「テニス肘」だと思ったらまったく違う症状だったということも多くあるので、一般の方が安易に決めつけないことが重要です⚡️
4、テニス肘は、どんな症状??
「手が握れないぐらい痛い」
「何もしていなくても痛い(重症)」
「なにかを持った時に痛い(スマホや荷物等)」
「ぞうきん・タオルが絞れない」
痛みが初期の内は、腕や肘〜手にかけてだるさや疲れが出るだけですが、中等度〜重症してくると、放置していても勝手に治ることはありません。
しっかりとした知識と技術がある病院や整体院で施術を受けることが重要です🚨🚨
5、どれくらいでよくなるのか?有効な施術方法は??
「4ヶ月以上はかかる場合が多い(症状,重症度による)」
「手技療法が有効」
「筋膜リリースが有効」
「テーピングやサポーターも有効」
「可能であれば使用せずに、安静」
「正しいセルフケアを繰り返し行う」
「よくなるまで、半年程かかること、継続する必要性を理解する」
痛みが強く出ている肘周辺は、筋肉がついている場所なのでそこにのみ施術を行うのはあまり効果がありません。
それよりも重要と考えているのが、「屈筋群」といわれる腕の内側についている、握る時に使う筋肉をしっかりと緩めることが重要と考えます。
内側の筋肉を緩めることで、外側の筋肉(短橈側手根伸筋)にかかるストレスが少なくなり、結果的に、肘の外の炎症が少なくなってきます。
当接骨院におこしいただいた方も、「超音波と手技療法、筋膜リリース」を行うことで治りが非常に早くなっていただけました💪
6、まとめ
・痛みが強い場合は、まずは病院or整体院へ相談へ。
・可能な限り、肘への負担を減らす。
・施術を繰り返し受けて、しっかりとセルフケアを行う
これがまとめですね🫡
ここ最近、テニス肘でお悩みの方が多く来られましたが、皆さん時間はかかってしまいましたが良くなって卒業してくださっているので、ブログに書いてみました
痛みが長いこと続いている方は、放置していても勝手によくなることは可能性として非常に低いです。一度お近くの病院や整体院へご相談してみては、いかがでしょうか?
今回も読んで頂きありがとうございました
ご意見・ご感想いただけると嬉しいです🙌
DM、LINE、コメントよろしくお願いします〜💪