太もも裏側(ハムストリングス)の肉離れの症例紹介

2022年06月3日

こんばんは
施術師の村山です
6月に入りますます暑くなってきましたね。
熱中症予防の為に水分補給はこまめにしましょう!

本日は、私が実際に施術させて頂いた”野球の練習中に起こった肉離れ”
の患者様の症状、施術の内容をブログに書かせて頂きたいと思います。
(患者様から、個人を特定できない範囲でしたら記事にして良いと特別に許可を頂いております。ご協力頂いた患者様、誠にありがとうございます。)

◎主訴

太もも裏側(ハムストリングス)の肉離れ
高校生 男性 部活は野球部になります

◎問診

部活の練習中にて、ダッシュをした時に痛めたと教えてくれました。
実際に普段の練習から、バッティングや素振り、ノック、スプリント、長距離と練習をハードにこなしており、かなり肉体的な疲労が溜まっているとのことでした。
実際に肉離れの検査と体の状態を診ていきました。負傷部位の内出血や腫れ、熱感といった炎症所見はなく、患部を伸ばした時の痛みと患者さんが力を入れた時の痛みを確認することができました。
歩いている姿を観察すると、足は引きずりながらではありましたが、日常生活に支障をきたすほどではなかったです。
肉離れには、重症度によって1度から3度に分けることができますが、今回の肉離れは、”股関節の角度(患部を伸張させた角度)””歩いた時の痛みが少ないこと””内出血・腫脹が軽度”なことから、一番軽度な1度損傷と判断させていただきました。
また、肉離れとは別に他の体の状態も診させていただきました。
触ったり、ストレッチをして伸ばしてみたところ、臀部から大腿部、下腿部と下半身の張りと緊張がかなりありました。
そういった、もともとの身体の硬さも原因の一つになった可能性は高いです。

◎一宮市伝法寺 みやび鍼灸接骨院・整体院の肉離れ早期改善施術

まずは、局所的な痛みを取り除かなければいけません。痛めてまだ時間が経っていないのと、押したり伸ばしたりすると痛みが強いので、手で触るのではなく、炎症と痛みの部位に対しては物理療法(超音波療法+ハイボルテージ療法)を行い、疼痛緩和・治癒の促進をさせて頂きました。そしてできる限り局所の安静とサポートするためにテーピングを痛めているハムストリングスと膝関節~臀部まで巻きました。
施術を3~4回程繰り返し行わせて頂くと、通院開始後5回目ぐらいから、徐々に患部を押す痛みと伸ばす痛みが軽減していきました。患部に痛みが軽減したあとは、怪我をしたことによって周りの筋肉が硬くなってくるので、部活動への早期復帰の為にマッサージとストレッチを触れる範囲で行いました・
ほとんど痛みがなくなってからは、練習への復帰のために体の状態としっかり相談をしながら、ウォーキング、軽いランニングとできる範囲でメニューをこなしていき、受傷してから約1週間ほどで完全復帰をすることができました。

◎復帰後とアドバイス

復帰をしてから一番怖いのは再発をすることです。
当院では、再発の予防とパフォーマンスの向上のために定期的なメンテナンスをおすすめしております。
また、患者様が自宅や練習の前後に行うストレッチなどのアドバイスもさせていただいております。
当院には、部活とクラブチームで頑張る学生や大人の方でもランニングや筋トレ、テニスなどとスポーツをされる方がたくさんご来院されております。
怪我を早く治したい!スポーツができなくなるのは辛い!とそう思う方がいらっしゃいましたら、いつでもご連絡お待ちしております!!