オスグッド・シュラッター病の患者様 

2023年01月11日

こんにちは
みやび鍼灸接骨院施術師の村山です。

1月に入り寒さが少しだけ落ち着いてきましたね。

本日は、実際に施術させて頂いた患者様の症状と施術内容などをブログに書かせて頂きたいと思います。

(患者様から、個人を特定できない範囲でしたら記事にして良いと特別に許可を頂いております。 ご協力頂いた患者様、誠にありがとうございます。)

患者様の主な主訴・症状

主訴:部活にてサッカーの練習をしていると、膝の下のところが痛いとご来院されました。
症状:運動・練習中の膝の痛み

問診〜検査

実際にお話を伺うと練習をしていると痛みが誘発され、休む・安静にしていれば症状が落ち着いてくる。
日常生活において、特に大きく支障をきたすことはないということでした。

次に膝の状態の検査を行いました。
まず一番最初に診ていく(疑わないといけない)疾患として、十字靭帯損傷、半月板損傷、側副靱帯損傷の3つです。
3つの疾患とも疑いは低く、それ以外のスポーツ障害の何かと考えました。

内出血や腫れ、熱感と炎症所見がなく、お皿の下端から指2本分下のところに骨の出っ張りと押した時の痛み、体重をかけた時の痛みがあり、問診と徒手検査の結果オスグッド・シュラッター病と判断しました。

一宮市伝法寺 みやび鍼灸接骨院・整体院でのオスグッド病に対する施術方法

・マッサージ・ストレッチ療法
オスグッド病を治療していく上で、最も大切になるのが太もも前面の大腿四頭筋という筋肉です。この筋肉が硬くなり患部を引っ張ることで痛みが誘発されます。インステップキックをする時に使うことからキック筋とも呼ばれています。
ただ、そこだけをしていても完治は見込めません。大腿四頭筋が硬くなってくると他の筋肉で補おうとするので、周囲筋肉のアプローチもとても大切です。

・みやび式オスグッド療法
膝関節の動きに関しては、お皿の正しい位置と動きがとても大事になってきます。
みやび式オスグッド療法では、お皿の位置を正しい位置に持っていき、さらにちゃんとその位置で正しく膝の曲げ伸ばしをできるように治療していきます。
気になる方はぜひみやび式オスグッド療法を受けてください。

・オスグッド病のアドバイス・ケア
練習した直後のアイシングとストレッチです。ストレッチは特に大腿四頭筋という太もも前面の筋肉です。
その他にもハムストリングス、内転筋、臀部のストレッチをすると良いでしょう。

 

オスグッド病、その他膝の痛みでお困りの方はぜひ一度当院にご来院下さい。