2023年03月21日
こんにちは😁
みやび鍼灸接骨院・整体院、副代表の片山です
今回は、この時期に猛威を振るう「花粉症」について書いて行こうと思います👍
なぜ今回のテーマがこの話題なのかというと、私、片山が幼少期からずっと花粉症に悩んでいるからです🤔
いや~。今年の花粉症はつらいですね。。
私だけでなく、色々な利用者さんから
「今年の花粉症はきつい」
「鼻だけでなくて、目までくる」
などなど、辛い声を聞いています
今回のブログ記事の流れは、下記のような感じで書いて行こうと思います✏️
今回の流れ
1、そもそも花粉症とはなに?
2、花粉症の種類は?
3、花粉症への対策
4、花粉症は治るの?
5、花粉症は、接骨院・整体院で施術できるのか?
6、まとめ
1、そもそも花粉症とはなに?
花粉症とは、スギ、ヒノキ等の植物の花粉が原因となっています。
主な症状としては、「くしゃみ」「鼻水」「鼻づまり」等(アレルギー症状)を起こすことを言います。
なんとなく、3〜5月の間になって、GWぐらいに終わっていくイメージがありますね
飛散の時期や、なんでアレルギー反応が起こるのか、それも書いていこうと思います🤧
アレルギー反応とは?
アレルギー反応(過敏反応)とは、通常は無害な物質に対して免疫系が異常な反応をすることを指します
簡単にいうと、私達人間の体は、ウイルスや細菌などの異物が入ってきたときに体内に「抗体」が作られて外敵をやっつける「免疫」という仕組みがあります。
ところがその免疫が、「食べ物(代表的な物だと、小麦粉・牛乳・卵等)」や「花粉」など本来は体に害を与えない物質に対しても
「これは悪さする物質だ!!」
「病気になるかもしれない!!」
「有害だ!!!」
と過剰に反応してしまい、攻撃をしすぎる結果、逆にマイナスの症状を引き起こしてしまいます。
なぜ花粉症は起こるのか?
この「抗体」は、花粉に接触するたびに作られるために、少しずつ体内に蓄積されていきます
この抗体の蓄積量が一定量に達すると、次に花粉が体内に入ってきた時に、アレルギー反応を起こす「ヒスタミン」などの化学物質が分泌されて、
「くしゃみ」
「鼻水」
「鼻づまり」
が起こってしまいます
いや〜。辛いですね🤧
はやく花粉の飛散時期が過ぎ去ってほしいですね。。。
食物アレルギーの一部を紹介
主な食物アレルギーは、こんな感じですね〜😲
牛乳(乳製品)や、卵、小麦は知っていましたが桃やりんごなどもあるんですね
知らなかったです😧
「くしゃみ」
「鼻水」
「鼻づまり」
が起こってしまいます
いや〜。辛いですね🤧
はやく過ぎ去ってほしいですね。。。
2、花粉症の種類は?
・スギ
・ヒノキ
・イネ
・ブタクサ
は有名ですが、調べてみると私の知らなかった花粉も書いてあったので、ご紹介させてもらいます
・ハンノキ、シラカンバ、ヨモギ、カナムグラなどがあるみたいです。
聞いたことがない植物も花粉症の原因になるんですね😇
花粉の飛散時期
スギ(2月~4月)
本州、四国、九州の山中に分布する。花粉症の原因植物の代表格。
ヒノキ(3月~4月)
本州の福島以南と四国、九州に分布する。スギ花粉に似たアレルギー物質を持つ。
イネ科
カモガヤ(5月~6月)、オオアワガエリ(6月~8月)、ススキ(9月~10月)など。
ブタクサ(8月~9月)
東北以北は少ないが、日本全域に分布する。秋の花粉症の代表格。
私個人の話ですが、春(スギ、ヒノキ)、秋(ブタクサ)にひどい症状が出るので、飛散時期のカレンダー通りといった感じですね。
秋よりも春の方が症状がひどく出てしまいます🤧
花粉症の診断方法は?
今まで花粉症になったことがある人は、日本人の「4人に1人」と言われるぐらい多くなってきていますが、では実際にどうやって花粉症と診断するんでしょうか?
様々な診断方法があるので紹介していきます
1、血液検査(血中IgE検査)
血液を採取して、具体的にどの花粉やハウスダスト等のアレルギー抗体(IgE)が多いのか少ないのか調べる検査になります。一番スタンダードな検査ですね。
私もこれで、「スギ」「ヒノキ」「ブタクサ」「ハウスダスト」に強いアレルギー反応があると診断されました😨
2、皮膚反応テスト
皮膚の表面に傷をつけて花粉のエキスをつけて反応を見るテストになります。
私も子供の頃に耳鼻科でこれをやられた記憶があります🤔
3、粘膜位誘発テスト
原因と考えられる花粉エキスが染み込んだ紙を鼻の粘膜に貼り付けて反応を見るテスト
初めて聞きました。こんな検査もあるんですね〜
※全日本病院協会様を参考にさせて頂きました。
3、花粉症への対策や病院での施術法
自分でできる対策
・花粉情報をチェック
→TVやネット、最近だと天気アプリで毎日通知してくれます
私も「Yahoo天気」のアプリから、毎日の飛散状況を調べています🤔
・外出を控える
→飛散が多い日は特に気をつけましょう。
山間部に行くことや、「雨の日の翌日」「風が強い日」は要注意⚠️
「お昼前後」「日没前後」に花粉が多くなるとも言われています
・外出時は完全防備
→メガネや、マスクは効果的です
ウールなどの花粉が付きやすい服はNG!!
すべすべした素材がつきにくいといわれているのでおすすめです
・帰宅時に外で花粉をはらう
→着替えられるならすぐに洗濯、入浴できると良いでしょう
室内になるべく花粉を持ち込まないようにしましょう👍
・帰宅後は、手洗いとうがい
→体についた花粉、とくに顔についた花粉を落としましょう
・室内の掃除を定期的に、こまめに行う
→きれいにしているようでも、室内に入ってしまっているので定期的に掃除を行う
病院で行えること
対症療法(薬物療法、飲み薬や点鼻薬など)
・抗ヒスタミン剤
→病院で処方される薬で代表的なものになります
私も「第二世代抗ヒスタミン薬の一種」である薬を、処方してもらって飲んでいます💊
・抗ロイコトリエン薬
→ロイコトリエンは、ヒスタミンを同じようなアレルギー反応を起こす物質になります
鼻詰まりが強い時に、血管を拡張されることで動きを抑制する効果があると言われます
・鼻噴霧ステロイド薬
→くしゃみや鼻水などの症状が強い時に使う
鼻だけに効く用にしているので、副作用は少なくなるように作られいるようです
レーザー手術
内服薬で効果が薄い方に、行う方法
特に鼻詰まりがきつい方に行う場合が多いそうです
鼻の粘膜表面に麻酔をかけて、レーザーで粘膜を焼いてアレルギー反応を抑える方法になります。
免疫療法
一方、根本的な解決として期待されているのが、「アレルゲン免疫療法」になります。
私も耳鼻科に行って「舌下免疫療法」というポスターをよく見ます
この免疫療法ですが、花粉症の原因となっている物質(アレルゲン)を少しずつ体内に取り入れていって、徐々に量を増やしていきます。そうすることで免疫を獲得しようとする方法になります。この方法自体は、2〜3年かかるが、花粉症が治る唯一の方法と言われています
4、花粉症は治るの?
結論:花粉症は放置していて、自然に治るものではない
参考にしているサイトをみていると、過去20年の研究結果で、20年前に症状がある方でも症状が続いていると報告されています
しかし、先程ご紹介した「舌下免疫療法」を、1日1回、毎日自宅で3年程服用継続していると症状が良くなる可能性があると言われています。
私も毎年やってみたいと思いますが、花粉症の症状がでていない時からじゃないと、開始できないと言われているので、なかなかスタートできません。😱
舌下免疫療法のメリット
・大多数の人に効果がある
・副作用はほとんどない
・小さい子供も可能
・通院不要(月に1回程は必要)
舌下免疫療法のデメリット
・期間が長期になる。3〜5年
・スギ花粉と、ダニしか対象にならない(2022年2月現在)
舌下免疫療法には、アレルゲンの対象数が多くないのがデメリットですが、体質から根本的に対応できるため80%以上の人に効果があると言われています。
抗体療法(注射)
抗体療法における最新な方法は、科学的に合成した医薬品とは異なって、生物から産生されるタンパク質を応用して生物化学的製剤を注射する方法です。
最近当接骨院に来ている方に聞いたり、家族から「注射」が花粉症に効くと聞いていましたので、どんな作用があるのか調べてみました。
効果を文にして難しく並べてみるとわかりにくいですね。😇
簡単に言うと
・飲み薬
→アレルギー反応を起こすアレルゲン(花粉)を打ち消して症状を抑える
・注射
→アレルギー疾患を起こしている「抗体(IgE)」に結合して、
アレルギー反応自体を起こさなくする
症状を抑えるのか、症状自体を起こさなくするのかで全然効果が違うみたいですね🤔
知らなかったです。
どんな人が対象なのか?
・スギ花粉症が重症な人
・薬を飲んでも効果が薄い人
・抗体の量が多い人
デメリットは、注射の痛みがあるし、注射をするまでに検査と診察が数回必要だとのことです。
私もこれ以上症状がひどくなるようでしたら注射も検討しないといけませんね🤧
5、花粉症は、接骨院・整体院で施術できるのか?
根本的な施術は行なえませんが、「ツボ」を刺激することや、整体施術で「姿勢を良くする」「呼吸しやすくする」を行うことで症状を多少軽減することが可能です。
有効なツボ
・合谷(ごうごく)
→親指と人差し指の骨の付け根の合わさったV字になっている所です
・魚腰(ぎょよう)
→まゆげの中央にあります
・迎香(迎香)
→鼻のくぼみにあるツボになり、鼻詰まりを軽減してくれます
様々なツボがありますが、代表的なツボとなるとこのあたりになってきます👍
ぜひ皆さんも、軽く押すだけでも効果がえられるようなのでやってみてください🤗
整体施術
当接骨院の整体施術で、「大胸筋・小胸筋」、「前鋸筋」、「広背筋」などを刺激することで、姿勢を良くしていき呼吸しやすくすることで、花粉症の辛い症状を少しでも軽減することが可能です😁
姿勢が悪くなると、呼吸もしにくくなり、鼻詰まりや通りが悪くなってしまいます😥
根本的な解決にはなりませんが、ぜひ一度受けてみてください!!
6、まとめ
日本人の3割がすでにかかっているといわれている花粉症。
なぜこんなにも花粉症が多くなってきているかというと、1960年頃から政府主導のもと農林省が大規模スギ植林を行ってきたからと言われています。
海外に比べるとスギの割合が日本は多いため、スギ花粉症になっている方が多くおられます。
これまで、ブログ記事にはいろいろなことを書かせてもらいましたが、自分自身が知らないこと、もっと知りたいこと、勉強したいことをまとめがてら、今後もブログに書いていこうと思います👌
今回も読んでくださりありがとうございました
また次回もよろしくお願いします
このブログ記事は、
“国家資格:柔道整復師の片山達朗”が作成致しました
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